さて、みなさんが農家で、何か作物を栽培しているとして、収穫がほとんど出来なかったとしましょう。
みなさんはほとんど実らなかった作物に対して、
「罰として水を与えない」とか、
「肥料はやらないとか」とか、
そんなことはしませんよね。
そんなことをしたら、来期はもっと収穫量は減ってしまうのは目に見えています。
出典:https://ameblo.jp/78752019/entry-12605065794.html
そうならないためにも、肥料の使い方を考えたり、作物が育ちやすい環境を作ることに精を出すでしょう。
ではこれを人間に置き換えてみてはどうでしょう? 自分の子供が、生徒が、部下が、何か過ちをおかしてしまったとします。 「罰として校庭10周!!」とか(例えが古い)、
「きびしく叱る」とか、
してしまっている人もいるかもしれませんね。
昔はそれが良しとされていた時代もあったかもしれませんし、メンタルが強い人であれば、『なにくそ!!』と燃えて成長する場合もあるかもしれません。
しかし、たいていの人はそんなにメンタルが強いわけではありません。
何かミスをして叱られ続けたり、罰を受け続けたりすれば、心の傷は次第に大きくなり、
やがては失敗するのが怖くなり、挑戦することにすら躊躇するようになっていくでしょう。
人間も作物と一緒で、叱り続けたり罰を与え続ければ良いというわけではありません。
(もちろん叱るべき場面もありますが)
大切なのは、安心して失敗をできる環境を作ってあげられるかが大切。
人間は失敗を通して成長していく生き物。
たくさん挑戦してたくさん失敗した人がどんどん成長していきます。
安心して失敗できる環境作り、
これこそが大事なのだと私は思います。
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